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都市部でワンランク上のホスピタリティを提供するシティホテルの仕事

2025.03.27

同じ宿泊施設の仕事でも、そこがどんなジャンルの施設なのか、どれくらいの規模の施設なのかによって、その働き方は大きく変わってきます。今回は主に都市部にあり、ワンランク上のおもてなしを提供するシティホテルの仕事についてご紹介します。

施設にあわせたワンランク上の接客。そのための研修が充実

シティホテルは主に都市部にあり、快適な滞在を楽しむためにさまざまな設備やサービスを備えているのが特徴。例えば、レストランやバー、カフェ、スパ、フィットネスジム、プール、バンケットルーム、結婚式場などです。それらは宿泊客が滞在中に利用できるのはもちろん、食事やスパのみというような利用も可能なので、宿泊客以外にもたくさんのゲストが訪れるのが、宿泊に特化したビジネスホテルなどと大きく異なる点です。

宿泊客に関しても、出張などのビジネス利用はもちろん、観光目的、純粋にホテルステイを楽しむための宿泊などさまざまなタイプのお客様が利用します。

中~大規模な施設が多く、一般的に設備などがシンプルなビジネスホテルなどよりも宿泊費が高価格帯であるため、ホスピタリティの高いサービスが求められます。そのため、未経験者の就職・転職者向けのマニュアルや研修制度などが充実している施設が多い印象です。基本からしっかり接客のいろはを身に着けるには良い環境と言えるかもしれませんね。

フロント、客室係など以外にレストラン、バンケットといった多様な仕事がある

前述の通りシティホテルにはさまざまな設備やサービスがありますので、規模の大きな施設ほど部門が細かく分かれています。そのため就職・転職後には、まず研修としてそれらの部門を一定期ずつ経験する期間が設けられています。そうやって全体の仕事を経験した後に、希望や適性を踏まえて専門の部署に配属されます。

多くの施設では、このようにはじめにさまざまな仕事を経験する期間が設けられていますので、ホテルの仕事を知ることができますし、そこからやりたい仕事や興味のある部門などが見つかるかもしれません。

各部署や部門に配属された後は、専門性を極めてプロフェッショナルを目指すような働き方ができるのが魅力です。またしっかりとした本社機能を持つ施設も多く、ホテルの経営や企画などの分野に興味があれば、将来的にそういった仕事を目指すこともできます。

利便性がよく、生活しやすい都市部での勤務が基本

そんなシティホテルの多くは都市部のアクセス抜群の場所にあることがほとんど。高級感のある外観でその街のシンボリックな存在となっている場合も多くあります。

そのため、便利な場所や都会で生活したいという人にはぴったり。休日には外食や街歩き、ショッピングなどを楽しむことができ、プライベートでも充実した都会ライフを過ごすことができそうです。

ただその分、寮などを完備している施設は少なく、住宅補助などで対応している施設が多いので、自分で住宅を手配する必要があります。また、便利な場所にある反面、電車や道路の通勤ラッシュなどは避けられない面もありますので、苦手な人は注意が必要かもしれません。


シティホテルでの仕事や働き方についてご紹介してみましたが、いかがでしたか? 充実した研修でしっかりとした接客技術を身につけたい、都市部の便利な場所で働きたいという人は、ぜひシティホテルの求人をチェックしてみるのがおすすめです。

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