
仕事
基本はもちろんユニークなものも充実! 宿泊業界の福利厚生の現状は?
2025.06.09
最初にお客様に接するのがお迎えのタイミング。実際にチェックインの業務を担当していなくても、歓迎の気持ちを伝えるフレーズはいくつか覚えておきたいところですよね。そんな時にぜひ使ってみてください。
(●●●ホテルへようこそ。)
(ご滞在いただけて本当にうれしいです。)
(ご滞在をお楽しみください。)
(どうぞ、自分の家にいるようにくつろいでください。)
ゲストが出かける時や、外出先から帰ってきたところに出くわす、もしくは施設内の廊下などで偶然すれ違うなどということもありますよね。英語に自信がないとつい無言で会釈をして終わり…という対応になりがち。そんな時はこれらのフレーズを使ってみましょう。
(ご滞在、楽しんでいただけていますか?)
(おはようございます!今日は何か楽しい予定ありますか?)
(いってらっしゃいませ!今日はお天気もバッチリですよ。)
(おかえりなさいませ!楽しめましたか?)
例えば施設の設備や備品、サービスに不備があった、お客様の携行品の故障や紛失があったなど、さまざまなトラブルが発生することもよくあります。自分だけでは対応しきれない場合、英語が堪能なほかのスタッフに助けを求めることになると思いますが、そんな時でもこれらのフレーズを覚えておくと役立つはずです。
(ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。)
(分かる者を呼んでまいります。)
(ご滞在、楽しんでいただけていますか?)
(わかり次第、お伝えします。)
ゲストに最後の最後までおもてなしの気持ちを伝えるためには、お見送りのフレーズも重要になってきます。ここではシンプルですが、滞在の感謝を伝え、旅の無事を祈る定番フレーズをご紹介。それぞれ単体ではもちろん、いくつか組み合わせて使っても気持ちが伝わるはず。スマートな英語も大事ですが、気持ちをこめて笑顔で伝えることで、つたなくてもきちんと伝わるはずです。
(ご滞在はいかがでしたか?)
(お越しいただけてうれしかったです。)
(またのお越しをお待ちしております。)
(どうかお気をつけて。)
最後にご紹介するのが、非常時に役立つフレーズです。地震などの災害や台風などによる停電、火事など、起こらないに越したことはありませんが、いつ何があっても落ち着いて対処できるように重要なフレーズはぜひ何度も練習して暗記しておきましょう。非常時は流暢さよりも、大きな声ではっきりと伝えることが重要! ぜひ、普段からいざという時に備えておきましょう。
(落ち着いてください。私たちが助けます。)
(こちらへどうぞ。ついてきてください。)
(火事です。すぐに避難してください。)
(エレベーターではなく、階段を使ってください。)
(大丈夫ですか?助けが必要ですか?)
今回は、接客英語の超入門編として、最初に丸暗記して使いたいフレーズをご紹介しました。これらを丸暗記して使ってみるのはもちろん、最初は覚えている中学生レベルの簡単な単語だけでも何とかなるもの。とにかく、怖がらずに話しかけることが大切です。今は便利な翻訳機や手軽な翻訳アプリなどもありますので、そういったものも駆使しながら、少しずつ慣れていけるといいですね。まずは簡単なフレーズでもいいので、笑顔で話しかけることからはじめてみましょう。