仕事
宿泊業は地域創生の主役になれるのか?宿が地域を元気にする7つの理由
2026.07.09
中抜け勤務とは、一日の勤務時間の途中で数時間の長い休憩を挟み、朝と夕方の2回に分けて働く勤務形態です。
例えば、
・7:00~10:30 朝食・チェックアウト対応
・10:30~15:30 休憩(中抜け)
・15:30~20:30 チェックイン・夕食対応
といった働き方が一般的です。
旅館では、お客様が活動する朝と夕方に業務が集中するため、古くから採用されてきた勤務形態でもあります。昼間の時間を自由に使える一方で、一日の拘束時間が長く感じられることから、「働きにくそう」というイメージを持つ方も少なくありません。
拘束時間が短く、予定を立てやすい
通し勤務の一番のメリットは、一日の拘束時間が短くなることです。
仕事が終わればそのまま帰宅できるため、
・趣味を楽しむ
・家族と過ごす
・資格の勉強をする
・ジムへ通う
など、退勤後の時間を有効に使いやすくなります。
仕事とプライベートを切り分けたい方には、大きな魅力といえるでしょう。
業務が集中しやすい中抜け勤務がない分、勤務時間中は休憩以外ほとんど動き続けることもあります。
最近では、
・フロント
・レストランサービス
・客室清掃
・売店対応
・予約業務
など、複数の仕事を担当する「マルチタスク」を採用する施設も増えています。そのため、拘束時間は短くても、一日の業務密度は高くなる傾向があります。
「中抜け勤務なし」と書かれていても、
・残業時間
・シフトの組み方
・休日数
・人員体制
は施設によってさまざまです。勤務形態だけを見て判断するのではなく、一日のスケジュールや仕事内容まで確認することが大切です。
中抜け勤務にはデメリットばかりではありません。
例えば、
・昼間に銀行や役所へ行ける
・一度自宅へ戻って家事ができる
・仮眠を取って夕方から集中できる
など、人によってはメリットになることもあります。
つまり、「中抜け勤務がある・ない」ではなく、自分の生活スタイルに合っているかどうかが重要なのです。
求人票だけでは分からないことも多いため、面接では次のような質問をしてみましょう。
・一日の勤務スケジュールを教えてください。
・中抜け勤務はありますか。
・通し勤務の場合、どのような業務を担当しますか。
・月平均の残業時間はどのくらいですか。
・繁忙期は勤務時間が変わりますか。
・希望休や連休は取得できますか。
具体的に答えてくれる施設ほど、働き方をオープンにしている傾向があります。
「もし宿」では、掲載するホテル・旅館へ実際に足を運び、スタッフの皆さんへ取材を行っています。その中で感じるのは、「中抜け勤務の有無」だけが働きやすさを決めるわけではないということです。スタッフ同士が自然に助け合える雰囲気があるか、新人が相談しやすい環境か、無理のない人員配置になっているかなど、長く働ける職場には共通する特徴があります。求人票だけでは見えない「働く日常」を知ることで、自分に合った職場を見つけやすくなります。
中抜け勤務なしの旅館求人には、拘束時間が短く、生活リズムを整えやすいというメリットがあります。一方で、勤務時間中の業務が集中したり、マルチタスクが求められたりするなど、施設によって働き方はさまざまです。大切なのは、「中抜け勤務がある・ない」という言葉だけで職場を選ぶのではなく、自分がどのような働き方をしたいのかを考え、仕事内容や職場環境まで確認することです。
ホテル・旅館の仕事は、お客様に心地よい時間を提供するだけでなく、自分自身のライフスタイルも大切にしながら続けていく仕事です。
求人票の情報だけではなく、実際に働く人の声や職場の雰囲気にも目を向けながら、自分らしく長く働けるホテル・旅館を見つけてみてください。
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