旅館

ゆめみの宿 観松館

若社長が作るチームワークはいで湯のようにあたたかい

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  • レストラン

今回は雪解けとともに、美味しいものがたくさんあふれ出す東北へ。
山形新幹線の終点である新庄駅から車で20分ほど走ると、街中の風景から最上の里山の風景が広がり、清流小国川沿いにある「観松館」が見えてきました。

小国川のほとりに静かにたたずむ瀬見温泉は、源頼朝の追手を逃れて平泉を向かう義経一行が発見し、

新庄の奥座敷として親しまれてきた名湯。この地で江戸時代から続く旅館「観松館」が、今回の求人施設です。

社長というより頼れるお兄さん?
人のつながりを大切にする7代目

山形新庄駅まで送迎車で迎えにきてくれたのは、観松館の7代目社長、高橋 裕さん。

第一印象は、まるでアーティストのような風貌と、たくましさも感じる柔和な雰囲気。

老舗旅館の社長という肩書から勝手に思い描いていたイメージが、いい意味で裏切られました。

 

大学を卒業してすぐこの観松館に勤めはじめ、昨年社長に就任。専務時代から一番に取り組んできたのは、組織づくりだったそう。

「以前の観松館は部門ごとに主張が強く、バラバラで部門間連携もあまりうまくいっていなかったんです。そこで仕事の責任や役職、待遇のバランスなどを見直し、きちんと組織を作り直しました。そこはもう、一生懸命やりましたよ。」

なるほど。先ほど私たちが入館したとたん、スタッフの皆さんが「取材、お疲れさまです!」と声をかけてくださったのも、各人の間で情報共有がスムーズに行われているからだったんですね。

それだけコミュニケーションが行き届いている職場なら、はたらきやすそう。

「何気ないことでも、コミュニケーションはしておいた方が得だよと日頃から言っています。例えば『昨日のゴルフどうだった?』とか。そうした会話を積み重ねることで、少しずつお互いのことが分かっていって、何か困ったことがあった時には助け合うことができたり、気軽に相談できたりと、仕事がやりやすくなると思うんです。」

 

職場の風通しが良くなったことで、ベテランはもちろん若手の従業員さんからも、様々なアイデアが提案されるようになったそう。

以前夏に実施してお客さまに好評だった「縁日」を他の時節にも開催するなど、より現場の声がしっかり反映されるようになりました。

他にも館内では、カラオケや卓球も楽しめるそうなのですが、ちょっと珍しいのが、ゴルフのシミュレーターがあること。

ゴルフ好きの社長が設置したそうで、お客さまはもちろん、社長や社員がレクリエーション代わりに使うこともあるとか。ゴルフ好きな方には見逃せない情報ですね!

他にも、人を楽しませるのが好きな社長らしく「社員旅行も計画していて、今月みんなで大阪に行くんですよ。一方で日帰り希望の社員は仙台へなど、各自が選べるようにしています。

今後はみんなの要望次第で、旅行はあまりという意見が多くなってきたら、別で何か楽しんでもらえることを作っていければ。」とのこと。

社員が交流できる場を作りつつ、でもちゃんと従業員側の都合も考えてもらえるのは、チームワークを大切しながら個も大切にする社風を表しているようですね。

これからは資格・免許取得支援制度の導入などの福利厚生に加えて、客室の改装や料理の見直しなど、お客さまが観松館で体験できるおもてなしのクオリティをもっともっと上げていく予定だとか。

組織改革を経て風通しの良くなった観松館なら、社員はさらはたらきやすく、お客さまはさらに快適に過ごせそうです。

3年いるつもりが30年に
長年のクチコミ高評価を支える料理長

観松館は山形の地のものを活かした懐石が人気で、料理を目当てに宿泊されるお客さまも多いお宿。
そんなクチコミ高評価で数々の賞を獲っている宿の料理長も、一緒に働いてくれる仲間を求めている一人です。
調理場の手前で「料理長いらっしゃいますか」と声を掛けると、作業していた山田 公次郎さんが応えてくださいました。

社長に続き、こちらも優しそうな料理長。観松館にはもう30年間お勤めだそう。

「山形の高校を卒業してから最初は地元の割烹屋さんに5年修行して、実家が営む小料理屋を継ぐ予定だったのですが、旅館も見てみたいと思って、知人の紹介でこちらに来たのがきっかけです。

3年くらい修行してみようと考えていたのですが、なんだかんだで、もう30年になってしまいました(笑)」

3年のつもりが30年に!それだけ居心地が良い、ということでしょうか。

「そりゃ、昔は怒声もよく飛んでいました。『仕事は見て覚えろ』などと言われ、厳しさのあまり辞める人も多かったです。でも今は、そのやり方では通用しません。調理場に来る人の中には、料理長を目指したい人もいれば、ただ料理が好きで気軽に携わりたい人もいる。その人の目的や技量に合わせて、指導やサポートをするように心がけています。」

でもどうしても、旅館の調理場は敷居が高いというか、厳しい職場環境をイメージしがちですが…

「きっとその印象は、観松館の調理場に入社したらすぐに変わりますよ!」と、料理長自ら太鼓判を押してくれました。

取材中も、部下たちから「もう、いつもと違うキャラ作っちゃって!」なんてお声も飛んできて、気の置けない親しい関係性が見受けられた調理場。

観松館の料理といえば、マッシュルームやサーモンなど豊富な地元の食材を活かした、月替わりで楽しめるメニューも人気なんだそう。

リピーターさんが来ても、違う味が楽しめるってことですね。

とはいえ長年の間、料理の高評価を維持し続けるのは、とても大変なこと。

評判だからといっても、ずっと同じお料理ではお客さまも満足されないでしょう。

「はい、実は今も新しいメニューを開発中で、悩んでいるところです(苦笑)。新しい社長から『普通に旅館の料理を出すのではなく、面白みと楽しさを感じられるものを』というコンセプトをもらっているので、和と洋をフュージョンさせた料理を開発中です。」

常に新しいものを取り入れていくために、わざわざ東京のレストランまで出向くなどして、食材の活かし方やサービス方法など、洋のスタイルも参考にされているそう。

「お客さまには観松館の料理で、笑顔になれる驚きや感動も味わってもらいたいんです。なので自分が知らない手法や新しい刺激を得るために、他のお店やレストランにも時々行くようにしています。」

そんな見えない努力が、長年の料理高評価の宿を支えているんですね。

もともと地元出身という山田料理長。休日はこの自然豊かな環境の中で、「何もしない」贅沢な時間を過ごすのが一番楽しみだそうです。

最近は調理場の半数ずつが計画的に有給を取得する取り組みもスタートし、緩急をつけてはたらける職場環境へ変化しつつあるという、観松館の調理部門。

これから新しい仲間という刺激も取り入れて、どんな料理が生まれてくるのか、ますます楽しみです。

 

子供のころ、観松館に泊まった
感動が忘れられず、ついに就職!

30年勤めている料理長がいれば、その料理を食べたお客さまが就職したケースもあります。
次にご紹介するのは、幼い頃の宿泊体験をきっかけに就職したフロントスタッフ、正野 暁斗さん。

「子供のころ、ここ観松館に泊まったことがあるんです。そのときスタッフの方たちが、笑顔で優しく接してくれたことを今でも鮮明に覚えていて、いつか自分もそんな接客をしたいと思っていたので、入社しました。」

高校時代はアルバイト禁止の学校、卒業してすぐに入社したため、社会経験も接客サービスも初めてのことばかりで、かなり緊張されていたそうです。

そんな正野さんも今年で3年目になり、自分の成長が少しずつ感じられるようになったとか。

「最初は、先輩たちの接客を真似て動くことで精一杯で。でも自分が分からなそうな態度をしていると、先輩方はすぐに気づいて声を掛けてくれたり、何度も質問しても嫌がらず教えてくれるんです。今では色々なお客さまに自信をもって接客ができるようになりました。」

そして最近は、売店コーナの品揃えや売り方の改善にも着手されているとか?

「ええ、チームメンバーたちとアイデアを出しあって、品揃えや売り方も見直しました。特に陳列にはこだわって、レジ横にご当地のお菓子を置いたり、手書きPOPでの紹介や、SNSで発信したりもして。おかげさまで売上も伸びているので、やっていて楽しいです。」

温泉でほっと一息ついた後のお菓子って、おいしいですもんね。これは思わず、手が伸びそうです。

ところでまだ20歳ということですが、お休みの日は遊んだりしてリフレッシュできていますか。

「職場の先輩がいろいろ誘ってくれます。最近はフロントスタッフがほぼ全員ゴルフをやるので、私も始めました。まだ社長のクラブを一部借りているのですが、ゴルフはもちろん、その後の飲み会も本当に楽しくて。」

そこまで仲が良いんですね。仕事抜きでも一緒にいて楽しい人たちとはたらけるって、貴重な職場かも。

「プライベートで友人の話を聞いたりしていると、自分の職場は良い環境なんだなと改めて感じます。ここには、怖い上司や先輩はいないですから(笑)」

良き先輩や仲間に囲まれ、日々成長している正野さん。

今後は営業もやりたいそうで、大好きな観松館や瀬見温泉の魅力をどんどん外にも紹介していきたいそうです。

そんな正野さんのサービスを受けた小さなお客さまが、いつか観松館に入社する日も来るかもしれませんね!

清流のほとりで、古く『義経記』にも登場する名湯をたたえる観松館。

7代目社長の人と人とのつながりを大切にする思いが、社員一人ひとりの絆も強くしているようです。

人のあたたかさを感じながら過ごせるこの宿で、あなたも次の世代へ人と人ならではのぬくもりを伝えていきませんか。

もしもこの宿ではたらいたら?

近隣情報

家賃相場
周辺市街2DKで7万〜
買い物
コンビニ(車で5分)、食料品店(350m)
交通情報
瀬見温泉駅800m、徒歩8分

自治体情報

基本情報

数字で見る

  • 平均残業時間

    10時間

  • 年間休日

    105

  • 平均勤続年数

    10

  • スタッフ数

    60

  • 男女比

    1 男性 : 2 女性

  • 外国籍の人数

    20

  • 平均年齢

    40.0

企業名
株式会社観松館
企業所在地
〒999-6211
山形県最上郡最上町大堀987
施設名
ゆめみの宿 観松館
客室数
58
従業員数
60
設立
2023年2月
従業員寮

有り

男子寮/女子寮

  • 施設内徒歩1分
家賃補助
なし
公式サイト
https://kansyokan.co.jp/
アクセス

よくある質問

未経験者ですが大丈夫ですか?

当館ではたくさんの未経験スタッフが活躍しております。

車通勤は可能ですか?

車での通勤は可能です。

連続で休暇は取れますか?

繁忙期は除きますが、公休や有給を組み合わせての連続取得は可能です。

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