シティホテル
ラ・ジェント・ホテル新宿歌舞伎町
世界の笑顔が集まる場所。ここは、学びと成長の交差点
- レストラン
東京都新宿区歌舞伎町2-40-5
掲載期間2025.09.05〜2026.01.31

「眠らない街」として知られる、アジアを代表するエンターテインメントエリア新宿歌舞伎町にやって来ました。飲食店や劇場、バー、ホテルが軒を連ね、昼夜を問わず多くの人々で賑わいます。そんな活気あふれる街の一角に、訪れる人々をやさしく迎えるホテルがあります。
2019年8月にオープンした「ラ・ジェント・ホテル新宿歌舞伎町」は、全国に27施設を展開しているABアコモ株式会社が運営するホテルの一つです。
江戸の伝統的な和の要素をインテリアに散りばめつつ日本らしい和モダンを表現したお部屋や、漫画調の遊びのあるお部屋など、さまざまなタイプのお部屋があり、国内外から来るお客様を楽しませています。
国際色豊かな新宿歌舞伎町にあるホテルではどんな方たちが働いているのでしょうか。
多様性のあるホテルで、おもてなしを学び広めたい
香港出身で、就職のために日本へ移住した何 琬晴(カ ワンセイ)さん。昨年9月にフロントスタッフとして入社し、今回訪れた際もフロントで業務をこなしつつ、明るい笑顔で出迎えてくれました。
入社のきっかけや、現在の仕事について教えてください。
「日本への旅行で体験した“おもてなし”に感動し、自分もその心遣いを学びたいと思うようになりました。それが日本のホテルで働きたいと決意したきっかけです。現在はフロントスタッフとして、チェックイン・チェックアウト業務をはじめ、電話応対やお客様からのお問い合わせ対応、館内のご案内など、様々な業務を担当しています」
日本のおもてなしを学びたい、と思ってくださるのは嬉しいですね。
実際に働いてみていかがですか?
「土地柄、海外のお客様も多く、英語や中国語を活かせる点はやりがいになっていますね。日本語は大学で学んでいたんですが最初は自信もなく、接客をしながらのトレーニングはとても緊張もしました。でも、先輩方がやさしく傍でサポートしてくれたので、今では少しずつですが仕事に自信が持てるようになりました。」
サポート体制が整っているのですね。
こちらのホテルで働くフロントスタッフは、どのような方が多いですか?
「スタッフの国籍は香港、台湾、韓国、ベトナムなど、本当に国際色豊かな職場です。文化や言語が異なっても、日本のおもてなしや言葉遣いを学びたいという気持ちは同じなので、協力し合いながら業務を進めています。それぞれの得意分野を尊重し合う関係ができていて、働きやすい環境だと感じています。」
働く環境って本当に大切ですよね。
では最後に、今後の目標について教えてください。
「当社は全国各地でホテルや旅館、リゾートなど様々な形態の施設を展開しており、それぞれの地域によって雰囲気も大きく異なります。だからこそ、いつかは東京とは異なる文化を持つ京都のような場所でも働いてみたいです。近々、系列の小樽 の旅館でサポート勤務をすることが決まっており、とても楽しみにしているんですよね。多様な場所で経験を積むことで視野を広げ、自分自身を成長させていきたいです。そして、私が新人の頃に先輩方に助けていただいたように、今度は私が周りのスタッフを支えられる存在になりたいです。いつか家族が、私が働くホテルに泊まりに来てくれたら嬉しいですね。」
周りのスタッフと協力しながら、成長を続ける何さん。これからも成長を続け、より多くの方に日本の“おもてなし”を提供し続けていってくれることでしょう。笑顔で柔らかい印象の何さんを、応援しています!
お客様にもスタッフにも、心地いい空間づくりを
続いてお話を伺ったのは、 マネージャー荒木翔太さん。2017年8月に入社し、他の系列施設で2年間フロント勤務を経験の後、このホテルのオープニングスタッフとして異動されました。4年ほどフロント経験を積み、現在は客室の在庫・料金調整を担当されています。
入社して8年になる荒木さんですが、職場の雰囲気はいかがですか。
「全員が前向きに仕事に取り組んでいる、明るく風通しの良い職場です。『こうしたらもっと良くなるのでは』といった意見も出しやすく、実際に業務改善につながることがよくあります。以前、宿泊してクチコミを書いてくださったお客様が再来館された際、お礼のメッセージカードを部屋に置くのはどうかと提案したところ、支配人から『すごく良いね』と言ってもらえ、新しいサービスとして導入されました。このように、スタッフの意見に耳を傾け、積極的に取り入れてくれるのは、当社の大きな魅力だと感じています。」
このホテルには「サンキューカード」を贈り合う取り組みもあり、日頃からお互いの頑張りを認め合える温かい雰囲気が流れていることも、荒木さんがこの職場の好きなところの一つだそうです。
ところで、荒木さんは新卒で入社されたのですか?
「以前は、VIPが多く宿泊する名古屋のホテルに勤務していました。かしこまった接客が求められる環境で、張り詰めた空気感に少し疲れてしまったんです。その後、ホテル業界を一度離れ別の仕事も経験しましたが、やはりホテルで働きたいという気持ちが強く、再びこの業界に戻ってきました。
現在のホテルは、ファミリー層や海外からのお客様が多く、アットホームでフランクな接客ができるのが魅力です。私にはこのスタイルが合っていると感じています。」
施設によって雰囲気って異なりますよね。
スタッフの皆さんはホテル業界経験者が多いのでしょうか。
「サービス経験はあっても、ホテル業界は初めてというスタッフが多いですね。未経験であっても周囲のサポートが手厚く、お客様対応をしていく中で業務が身につくような環境です。私自身、英語はそこまで話せなかったのですが、周りのスタッフにたくさん教えてもらい、対応出来るようになってきました!」
年齢や経験など問わず、教え合う環境は素敵ですね。
業務外でも、自身で勉強をするという時間も取りやすかったりするのですか?
「当社はしっかり残業管理がされていますし 、希望休も取りやすいので、業務外で学ぶ時間を確保しやすい環境だとは思いますね。」
プライベートな時間を作りやすいというのは、嬉しいポイントですね。
最後に、マネージャーとしてスタッフ育成で心がけていることはありますか?
「スタッフ一人ひとりの強みを見つけ、それを活かすように心がけています。たとえば、韓国人スタッフには韓国語での館内案内作成を依頼し、実際に設置しました。また、アップセールの売上がトップだったスタッフは毎年表彰しています。個々のやる気やモチベーションが向上すれば、チーム全体の活性化にも繋がると思うんです。」
新しい業務に挑戦することで、現在は支配人を目指したい、と思うようになったと答えてくれた荒木さん。 スタッフのことを第一に考え、ホテルのリピーターを増やそうと努力を続ける姿に、「荒木さんの下で働きたい」と思った方も多いのではないでしょうか。この機会に、是非ご応募をお待ちしております!
一期一会がくれた成長、そして未来への夢
最後にお話を伺ったのは、モンゴルの大学でホテルマネジメントを学び、1年間のインターンとして入社されたドゴーさん、アルカさん、アミナさん。このホテルのカフェ&バーで世界中のお客様をもてなして来ました。
8月にインターン期間が終了しモンゴルに帰国される皆さんに、日本の印象をお聞きしました。
日本に来て働いてみて、いかがでしたか?
-ドゴーさん
「最初はとても緊張しました。日本語に自信がなかったですし、文化の違いも不安でした。寂しさを感じることもありましたが、スタッフの皆さんがとても親切で、一から丁寧に教えてくれたので、少しずつ仕事にも日本の生活にも慣れてきました。今では日本を離れるのが寂しいと思うほどです。帰国後はあと2年間大学に通いますが、卒業後はまた日本に来て、サービスを学びたいなと思っています。」
充実した期間になったのですね。日本に来ようと思ったきっかけは何だったのですか?
-アミナさん
「モンゴルの大学で日本語を学んでおり、日本の文化やおもてなしの心に興味がありました。また、アニメがきっかけで日本に興味を持ったという人も多いです。実際に来てみると、街がとてもきれいで、人も優しくて、日本がもっと好きになりました。」
仕事内容や、職場の雰囲気はいかがでしたか。
-アルカさん
「宿泊者には朝食を提供し、夜はバーとして一般のお客様も利用できるので、お食事やお酒を提供していました。
海外のお客様が多く、言葉が通じず困ることもありましたが、同じ部署の仲間やフロントスタッフがいつも温かくサポートしてくれました。私も負けじと、写真やジェスチャーを使いながら工夫してお客様とコミュニケーションをとったり、今ではカクテルまで作れるようになったんですよ(笑)」
色んなお客様の利用があると、難しいこともありつつも成長できる部分も多そうですね。今後、この経験をどのように活かしたいと考えていますか?
-ドゴーさん
「日本の接客はとても丁寧で、お客様に対する心配りがとても細やかなんです。この経験を将来に活かして、モンゴルでも日本のような“おもてなし”ができる仕事に就きたいと考えています。」
将来はモンゴルで、「ホテルを建てたい」「日本人観光客のためのガイドをしたい」「日本の文化をモンゴルで広めたい」とそれぞれの夢を教えてくれました。ここでの経験は、その第一歩になるのではないでしょうか。
ラ・ジェント・ホテル新宿歌舞伎町では海外スタッフが集い、それぞれの個性や強みを活かして活躍する姿がとても印象的でした。「働きやすさ」と「成長の機会」が共存するこの職場は、多様性の中にも一体感があり、支え合いながら前に進んでいることが伝わってきます。新宿歌舞伎町という土地柄、少し怖いイメージを持っていたのですが、泊まるお客様もマナーがいい方が多いそうです。
日本のおもてなしを学びたい、異文化の中で成長したいという想いに応え、スタッフ1人1人を大切にみんなでより良いホテルを創り上げている姿勢が、ここにははっきりと存在していました。あなたも、成長を続けるこのホテルの一員に加わりませんか。
(取材・執筆:中所いづみ)
もしも、この宿ではたらいたら?
近隣情報
- 家賃相場
- ワンルーム~1K(13.5万円)
- 買い物
- コンビニ(徒歩1分)、商業施設(徒歩5分)
- その他施設
- 病院(徒歩3分)
- 交通情報
- JR「新宿駅」東口より徒歩9分、大江戸線「東新宿」A1出口より徒歩6分、西武新宿線「西武新宿駅」北口より徒歩3分
自治体情報
ギャラリー
基本情報
数字で見る
-
平均残業時間
5時間
-
年間休日
106日
-
平均勤続年数
4年
-
年間有給休暇
取得率79%
-
スタッフ数
21名
-
男女比
11 : 7
-
外国籍の人数
13人
-
平均年齢
30.0歳
- 企業名
- ABアコモ株式会社
- 施設名
- ラ・ジェント・ホテル新宿歌舞伎町
- 客室数
- 96室
- 従業員数
- 25名
- 設立
- 2019年8月
よくある質問
面接はオンラインでも実施可能でしょうか?
はい、オンラインでの実施も可能ですので、メッセージにてご連絡ください。
車での通勤は可能でしょうか?
不可となります。交通公共機関をご利用ください。